ふっくらとしたうなぎに、タレがじんわり染み込んだご飯。
「うなぎのせいろ蒸し」はお店で味わう特別な料理という印象がありますが、スーパーで買ったうなぎの蒲焼でも、ひと手間加えることでぐっと美味しく仕上がります。
今回は、老舗うなぎ店・山美世の視点から、家庭でも楽しみやすい「うなぎのせいろ蒸し」の作り方をご紹介します。
撮影では21cmサイズのせいろを使っていますが、お手持ちのせいろに合わせて分量を調整して作れます。
ふっくらうなぎにタレしみご飯、こいつぁ家で味わう贅沢だねぇ!
うなぎのせいろ蒸しの材料【2〜3人分】
・うなぎの蒲焼:1尾
・ご飯:2〜3人分
・錦糸卵:適量
・刻みのり:適量
・クッキングシート:せいろの大きさに合わせたもの
・山椒:お好みで
自作ダレの材料
・醤油:大さじ1
・みりん:大さじ1
・砂糖:大さじ1
・料理酒:大さじ1/2
市販の蒲焼に付属のタレを使っても作れますが、自作ダレにすると甘さや濃さを調整しやすく、せいろ蒸しにもよく合います。
作り方
1. タレを用意する
耐熱容器に醤油、みりん、砂糖、料理酒を入れてよく混ぜます。
ラップをせずに、電子レンジ600Wで40秒ほど加熱します。
取り出したらもう一度よく混ぜ、砂糖が溶けていればタレの完成です。
砂糖が溶けていなかったり、アルコールの香りが気になる場合は、様子を見ながら10秒ほど追加で加熱してください。
今回の自作ダレは、うなぎの味を重たくしすぎない、ややあっさりめの仕上がりです。
しっかり甘辛い味が好みの方は、市販のうなぎのタレや、蒲焼に付属しているタレを使っても美味しく作れます。
2. うなぎを熱湯で軽く洗う
スーパーのうなぎを美味しく仕上げるポイントは、表面についているタレを一度軽く落とすことです。 表面の余分なタレや脂を流すことで、べたつきがやわらぎ、蒸したときにふっくら仕上がりやすくなります。
熱湯をかけたあとは、キッチンペーパーで水分をやさしく拭き取ってください。
身が崩れやすいので、強く押さえないようにしましょう。
臭みをより抑えたい場合は下記のやり方もぜひお試しください!
3. うなぎを食べやすい大きさに切る
水分を拭き取ったうなぎを、食べやすい大きさに切ります。
蒸すと身がさらにやわらかくなるため、細かく切りすぎず、少し大きめに切ると見た目もきれいに仕上がります。
4. ご飯にタレをなじませる
ボウルにご飯を入れ、作っておいたタレを大さじ2程度まわしかけます。
全体に行き渡るよう、しゃもじでさっくり混ぜましょう。
ここでタレを入れすぎると、ご飯が重たくなりやすいので、最初は控えめにするのがおすすめです。
残ったタレは、うなぎにかける分として使います。
5. せいろにご飯とうなぎを入れる
せいろにクッキングシートを敷き、タレを混ぜたご飯を平らに広げます。
その上に、切ったうなぎをバランスよく並べます。
仕上げに、残ったタレをうなぎの上から少量まわしかけます。
6. 蒸す
今回はフライパンを使います。せいろがのる大きさのフライパンに水を入れ、沸騰させます。フライパンの半分より少し多いくらいの水を入れましょう。
お湯が沸いたらせいろをのせ、蓋をして中火で15分ほど蒸します。
*水が少なくならないように注意し、必要に応じて足してください。
*空焚きにならないよう、火加減は強すぎない程度に調整しましょう。
*せいろ周りは熱いので火傷に注意してください。
仕上げ
15分ほど蒸したら、せいろの蓋を開けます。*火傷に注意してください
ふわっと立ち上る湯気と、うなぎの香ばしい香りが広がります。
仕上げに錦糸卵と刻みのりをのせれば、彩りのよいうなぎのせいろ蒸しの完成です。
お好みで山椒をふると、うなぎの脂の旨味が引き締まり、後味もすっきり楽しめます。
湯気まで旨いってのが、せいろ蒸しの粋なところよ。さあ、熱々でいってみな!
せいろ蒸しで、スーパーのうなぎがごちそうに
スーパーのうなぎは、そのまま温めるだけでも手軽に楽しめます。
ただ、熱湯で表面のタレを軽く落とし、せいろで蒸し上げることで、身はふっくら、ご飯はタレの旨味を含んだ贅沢な味わいになります。
うなぎは、少しの下ごしらえや温め方で仕上がりが変わる食材です。
山美世でも、うなぎ本来の香りや食感を大切にしていますが、家庭で楽しむ場合も同じように「ひと手間」を意識するだけで、いつもの蒲焼がぐっと美味しくなります。
特別な材料をそろえなくても、せいろとフライパンがあれば作れるのがうれしいところです。
いつもの蒲焼を少し丁寧に仕上げて、おうちで気軽にうなぎのせいろ蒸しを楽しんでみてください。
山美世のうなぎ
届くのは、老舗の仕事。





















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